女性は要注意!【悩める偏頭痛は病院で完治させる】

看護師

女性に多い頭痛

頭痛

頭痛には、偏頭痛、緊張型頭痛、混合型頭痛などの種類がありますが、このうち偏頭痛は女性の発症率がとても高い頭痛です。なぜ性差が生じているのか、その理由は解明されていませんが、女性の発症率は男性の約4倍になっています。偏頭痛は、その名が示しているように、頭の一部分に強い痛みが発生する頭痛です。緊張型頭痛の場合は頭部全体を締め付けるような鈍い痛みが発生しますが、偏頭痛の痛みが頭部全体に起きるようなことはありません。ほとんどの場合、片側もしくは両側のこめかみを中心に、ズキンズキンという拍動性の強い痛みが発生します。なぜこのような痛みの現れ方になるのかというと、偏頭痛の場合は、拡張した血管が炎症を起こすことによって痛みが発生しているためです。炎症性の痛みですから、緊張型頭痛のように患部を温めたりマッサージを施したりすると、逆に症状を悪化させてしまう可能性が高いです。また、市販の鎮痛剤では対処できないほどの強い痛みですので、早めに医療機関を受診して偏頭痛治療薬を処方してもらうのが一番です。実際に、多くの患者が偏頭痛治療を受けるために医療機関を利用しています。

偏頭痛に効く内服薬が登場してきたのは、今から15年ほど前のことです。それ以前は注射くらいしか偏頭痛を治す方法がありませんでしたから、かなり便利になったと考えることができます。医療機関を受診して薬を処方してもらうのは面倒だという理由で、自分で購入した市販薬を飲んでやり過ごしている人がたまにいますが、医療機関で処方してもらう薬のような効き目は市販薬にはありません。また、市販薬を常用していると、偏頭痛発作が薬によって誘発されるようになってしまうおそれがあります。市販薬の常用による薬物誘発型頭痛に対する認知度が一般に広く浸透するようになったため、今後は医療機関を受診して生活指導を受けたり治療薬を処方してもらったりする人が増えるのではないかと予想されています。たかが頭痛くらいで大騒ぎするのはみっともないと考える人もいますが、重い偏頭痛を発作を起こして意識を失ってしまうような人もいます。打ちどころが悪ければ死んでしまう可能性がありますので、決して軽く考えてよいような頭痛ではありません。